【もくじ紹介】 マルコム・グラッドウェル 『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』

イノベーターが見つけ、

少数者(コネクター、通人、セールスマン)が広げる。

ネタには粘りの要素が必須であり、

人の行動には背景の力が大きく影響する。


この考え方をどのように現実に活かせるか?まずはそのプランから。



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以下、目次の紹介です。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則
マルコム・グラッドウェル
文庫: 360ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2007/6/23)
発売日: 2007/6/23
商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2 cm
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マルコム・グラッドウェル 『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』 目次


はじめに ティッピング・ポイントとは何か?

ハッシュパピーの不可解な人気上昇

NY市犯罪率の低下、その謎

ティッピング・ポイント――すべてが一気に変化する劇的な瞬間

予測を超えた感染の動き

感染における臨界点


第1章 爆発的感染、その3原則
ティッピング・ポイントへ至る指針

梅毒感染の謎

原則1 少数者の法則

原則2 粘りの要素

原則3 背景の力


第2章 「80対20の法則」から「少数者の法則」へ(原則1)
感染をスタートさせる特別な人々

口コミ伝染の威力――アメリカ独立革命の場合

社会をつなぐコネクター

コネクターの条件

友達の輪

世界のあらゆるところに顔を出すコネクター

人の可能性を感じる資質

弱い絆の強さ

口コミ伝染の仕掛人

通人とはどういう人か?

恐るべきデータバンク

無私の人

説得のプロ ―― セールスマン

説得における三つの特徴

感情を伝染させるメカニズム

外から内へ向かう感情

革命と少数者


第3章 粘りの要素(原則2)
情報を記憶に残すための、単純かつ決定的な工夫

『セサミ・ストリート』という教育ウィルス

記憶に粘るメッセージ

広告業界の伝説、ワンダーマンの「金の箱」

「恐怖の実験」と粘りの工夫

くず情報を超えるために

『セサミ・ストリート』成功の秘訣

「粘り検出装置」による実験

指標追跡による粘りの追求

『セサミ・ストリート』をいかにして超えるか?

『ブルーズ・クルーズ』の物語性の勝利

繰り返しの効果

『ブルーズ・クルーズ』の徹底した粘り

余白に小さな変更を加える


第4章 背景の力(原則3)
人の性格に感染する背景

地下鉄殺人事件

NY市の犯罪伝染病、その収束の謎

感染は特殊な背景から生まれる

「割れた窓」のある風景

落書きと無賃乗車

背景が環境より重要になる場合

背景と内面の力学

検証1 ―― 模擬監獄の実験

検証2 ―― 正直な人はいつも正直か?

性格はその場の背景によって決まる

神学生の良心を試す

犯罪を防止するティッピング・ポイントとしての背景


第5章 「150の法則」という背景
人の行動に感染する効果的な集団の規模

あるベストセラーの謎

小規模集団の持つ力

150の法則 ―― 一夜にして集団の性質が変わるティッピング・ポイント

集団が巨大化するときの危険性

ゴア・アソシエイツ社の150人戦略

親しい人のあいだに成立する「交換記憶」

大規模な感染の原動力となる小規模集団


第6章 商品はどのようにして感染するのか? Case study 1
エアウォーク社の販売戦略から学ぶこと

エアウォークのクールな靴

イノヴェーターと多数派

感染を媒介する翻訳者

噂の伝播と翻訳

梅毒の街の翻訳者

トレンドセッターの思想を翻訳する広告

エアウォーク社の誤算


第7章 自殺と禁煙 Case study 2
ティーンエイジャーの感染的行動の謎を探る

十代の自殺感染 ―― ミクロネシアの場合

十代の喫煙と自殺を結ぶもの

自殺を呼ぶ男 ―― ティッピング・ピープル

彼らがタバコを吸う理由

喫煙における粘り

大人は子供の喫煙を止められない

鬱病と喫煙

禁煙のためのティッピング・ポイント


第8章 ティッピング・ポイントを押せば世界は傾く
焦点をしぼること、実験すること、そして信念を持つこと

美容院から始まる乳がん予防

限られた資源を一点に集中させ、一気に投入すること

希望の一点 ―― ティッピング・ポイント


解説 小阪裕司