フレームワークを使って「考える」のが主目的です。自分の考えが足りず発見がなかったからと言って、フレームワークのせいにするのは、間違いでしょう。フレームワークは「埋めて終わり」のテンプレートではなく、思考の一助となるツールであることを再認識しましょう。
フレームワーク思考をテンプレート思考と混同すべきではない、とのこと。
テンプレート思考とは、フレームワークを「発想のための手段」ととらえずに、テンプレート上の空欄に語句を埋めることで目的を達したと思い込んでしまうこと
空欄を埋める、で連想するのが学校のテスト。あれには正解があったけど。正解が無い問題に対する苦手意識は教育のせいなのかどうなのか。どうだったとしても、誰かのせいにするのではなく(時間の無駄だ)、泥臭く取り組むのを楽しめる姿勢を持ちたい。
西村 行功
単行本: 271ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2010/03)
発売日: 2010/03
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以下、目次の紹介です。
西村 行功 『戦略思考のフレームワーク―未来を洞察する「メタ思考」入門』 目次
はじめに 思考を思考せよ
ダイナミックな思考力が求められる時代にどう対応するか
自分がどう考えているのかを知る力「メタ思考力」を養え
第一章 戦略思考のフレームワーク
1 不確実な未来に備えるために、思考のブロックを積み上げよう
2 思考のオペレーションシステム ― 四つの基盤的思考法
因果関係を考える:因果思考
全体から個を考える:演繹的推論
個から全体を考える:機能的推論
定量的に考える:定量思考
3 ロジカル・シンキング:論理的にモノゴトを考える
問題を要素分解する
構造を知って対処法を考える
要素分解する視点を変える
4 システム・シンキング:要素の繋がりに着目する
問題を要素分解することの何が問題か
要素間に因果関係があるときには、ロジカル・シンキングは使いにくい
時間の変化を考えるときも、ロジカル・シンキングは使いにくい
因果関係や時間的変化を考えやすいシステム・シンキング
歯磨き粉市場の事例を考える
視点をより拡げるシステム・シンキング
問題構造の発見に役立つシステム・シンキング
5 シナリオ・シンキング:不確実な未来に備える
「シナリオ」を思考し、不確実な未来に備える
「チャンスは準備できているものだけに訪れる」
過去の延長線上の未来ではなく大胆な未来を考えてみよう
シカゴ・ブルズと東京の地震の関係 ― 未来の想像力を鍛える
第二章 シナリオという複眼発想を持とう:オープンマインド設定スキル
1 未来予測は当たるのか
未来予測に忍び込む希望的観測のワナ
未来を考えることの意味を考えよう
2 「強制発想」しないと見えないものがある
3 べき乗のインパクトを知る
4 ユーザー・コホートの変化を見る
5 愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ
6 実践知として鍛えられたシナリオ・プランニング
シェルの事例
組織学習ツールとしてのシナリオ
予測不能な時代のシナリオ・プランニング
7 シナリオ・プランニングは不確実性に着目する
時間を考察する
確実に起こることを考える
シナリオは不確実性と確定的要素で考える
8 「山頂の景色」だけでなく「山の登り方」まで考えないといけない時代へ
第三章 シナリオ・シンキングを実践しよう:フレームワーク活用スキル
1 アウトサイド・インの思考フレームワークを活用する
アウトサイド・インとは何か
長期を考えるのであれば、それに合ったフレームワークが必要
セプテンバーとファイブ・フォース
ファイブ・フォースは「渦巻き型」でとらえる
アウトサイド・インのためのテーマ設定 ― 「一歩、外」
フレームワークにも、「入口用」と「出口用」がある
フレームワーク思考とテンプレート思考を区別しよう
2 演繹、帰納、そしてアブダクション思考へ
情報の整理から新たな文脈の発見まで:演繹的フレームワーク活用と帰納的まとめ
創造的思考のジャンプ:アブダクション
アブダクションを使ったシナリオの仮説づくり
情報を構造化して理解する
3 「世の中」の情報キャッチのアンテナを立てよう
自分なりの未来年表をつくろう
未来の「予兆」に着目せよ
新聞は先行情報を読め
4 メタ思考力でズームアウトしよう ― 右脳で発想、左脳で検証
思考のスイッチが切り替えられる柔軟性を持っているか
右脳で発想する
左脳で検証する
第四章 シナリオ・シンキングの思考・議論プロセスを意識しよう:プロセスマネジメントスキル
1 発散と収束を繰り返すプロセスをつくろう
思考の深さと時間のかけ方のトレードオフを解決しよう
2 「議論の安全地帯」をつくろう
「押し付けられた未来」ではなく、自分で考えた「未来仮説」のバージョンアップが鍵
「まさか」の事態を避けるために「タラレバ」議論を行おう
真面目な「タラレバ」議論で組織の風土を変えていこう
シナリオに慣れていない上司を持ってしまったら ― エグゼクティブ言語に「翻訳」しよう
3 アウトサイド・インの「落とし穴」を避けよう ― 思考の胆力を養おう
「タラレバ議論」の出口は、「そもそも議論」 ― ドメインや戦略を変える
アウトサイド・インの落とし穴を避ける ― 同化ポイントと差別化ポイントについて考える
ディシプリンある「5・5・3・3・4の法則」で進める
第五章 思考フレームワークのどこが役に立つのか
1 フレームワークは使ってこそ意味がある
「知っている」から「使える」へ
2 知識量ではなく、思考力・洞察力で差がつく時代に
3 何を考え、どう行動すべきか
社会人にとって
学生にとって
企業経営者にとって
最後に ― 誰にとっても
西村 行功
単行本: 271ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2010/03)
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