僕はこの本の「説明のためのノート」と序章が特に好きだ。電車で読んでてニヤニヤしてしまった。その「説明のためのノート」のなかで、前作のテーマに触れている部分はこんな感じ:
どうしても、って言うなら、テーマは7文字に煎じ詰めることができる:人は誘因で動く。もっと長くていいならこんな感じ:人はインセンティブ(誘因)に反応する。ただし、…人はインセンティブで動く。この視点でまわりを見てみると、結構かなりのことが理解できるような気がしてくる。そして、特定の状況で「人が何のために動いているのか・動くはずなのか」を考える・探るのが楽しくなってくる。嘘喰いとかのぞき屋的な楽しみ方?で、そのうえで、それでも「何のために動いているのか」が見えない人を怖く感じるようになったりもする。
ついでに、序章のなかから別の一節を:
アンケート調査のデータは疑ってかかるべきだ。人が自分はどんなふうに振る舞うと言うかと、実際にどんなふうに振る舞うか(経済学者の符丁では、それぞれ表明選好と顕示選好という)の間には、深くて広い溝がある。フォードさんの言葉とかiPodの話とかお皿の話とかとくっつけて「顕示選好」もサラッと思いだしたいところ。「行動を見る」こと。
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