本文では
ロジカル、ラテラル、クリティカルという3つの思考法は、変化する現実の中で創造的に問題解決を行うための三位一体の道具
とベン図で説明されていますが、これを見てハラオチ。ロジカル・シンキングを「正しく考える」思考法、ラテラル・シンキングを「正しく発想する」思考法とすると、クリティカル・シンキングは「正しく疑う」思考法。どれかが欠けるとヌケモレありの結論に?
本の中身について書きますと、ゲーム理論の要素とかKISSの法則とか様々なフレームワークとか何でも出てきてお得感バッチリの総合的な感じ、という感想。自分が理解できていないキーワードを探すために読み直すことになりそう。 興味のある方は下記からどうぞ。
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ちなみに、KISSの法則(原則)とはこんな感じ(Wikipediaより)。思い出すたびに、まだまだシンプルにできるところはあるなぁと反省。
KISS(キ ス)の原則とは、"Keep it simple, stupid"(シンプルにしておけ! この間抜け)、もしくは、"Keep it simple and stupid"(単純にし続けろ)という経験的な原則[1]の略語。その意味するところは、設計の単純性(簡潔性)は成功への鍵だということと、不必要な 複雑性は避けるべきだということである。意味はそのままに余計な文字を省略して、"KISの原則"とする人もいる。
以下、もくじの紹介です。
小川 進 平井 孝志
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『3分でわかるクリティカル・シンキングの基本』目次
はじめに
Part 1 クリティカル・シンキングとは何か?
Critical 1 毎日を快適に過ごすための思考法
それぞれに特徴のある3つの思考法
ロジカル・シンキングのツボ
ラテラル・シンキングという発想法
批判的なクリティカル・シンキング
Critical 2 クリティカル・シンキングの本質は「正しく疑う」こと
売れない魚屋はどうすべきか?
「スルメでイカは語れない」とは?
三位一体で考えることで思考はダイナミックになる!
一見まともに見える表面的なロジックに注意
本当の「地頭力」を持つための本質的エクササイズ
Column 「考え方」の1つにすぎない「フェルミ推定」
Critical 3 クリティカル・シンキングの7つの心構え
自分には知らないことがたくさんある(知的謙遜)
反対意見と向き合う(知的勇気)
相手の立場に立てば見えてくるものがある(知的共感)
自分の基準だけでものごとを判断しない(知的誠実)
ねばちっこく考える(知的忍耐)
感情論や印象論で判断する怖さ(根拠に対する確信)
自分の力で考えようとする姿勢(知的自主性)
Column ヒラメキを得る場所・三上
Part 2 クリティカルに考えるためにロジカルを知る
Critical 1 演繹法と帰納法が基本のロジカル・シンキング
関連付けていく演繹法の考え方
抽出する帰納法の考え方
Critical 2 「分ける」ことは問題発見と解決をしやすくする
問題解決と環境変化に同時に対応する!
世の中は分解と統合を繰り返すことで進化してきた
Critical 3 分けて納得させるのがロジカル・シンキングの常套手段
最初の切り口が肝心なイシュー・ツリー
CRFで説得力が100倍に!
Critical 4 ロジカルの落とし穴① 論理的に正しいから失敗する
正しいロジカルが招くイノベーターのジレンマ
飲料メーカーが出せなかった「ヘルシア緑茶」
Critical 5 ロジカルの落とし穴② そもそもの判断基準が違ってる
数百億円の利益は大きいか小さいか?
正しい判断基準を持つための工夫
Critical 6 ロジカルの落とし穴③ 単純な「A→B」ロジックの罠
単純に外挿するとロジカルなつもりでも間違える
世の中は非線形な世界!?
Critical 7 ロジカルの落とし穴④ わかった気になってしまう
「もう半分」なのか、「まだ半分」なのか?
ロジックの可能性の幅は無限大!
ロジックのエレガントなつながりは強固だが……
Part 3 クリティカルに考えるとは?
Critical 1 ビジネスの世界では「二律背反」が日常茶飯事
弁証法で二律背反を克服したセブン - イレブンのリレー型発注
精度高く短期間に消費者ニーズにマッチした商品を開発するワールド
投機(正)と延期(反)を組み合わせる(合)
Critical 2 2人以上の世界では「利害相反」が起こり得る
奇妙な結論になる囚人のジレンマ
指導者ゲームもジレンマに陥る
身動きがとれなくなるナッシュ解
Critical 3 複雑さを前に思考停止することを回避せよ!
複雑さの壁に負けたソビエト連邦
知らないうちに起こる漁夫の利
全体は部分の総和以上
Critical 4 複雑な現象の裏に潜む構造は以外と「シンプル」
「サイモンの蟻」の教えとは?
「KISS」に考える!
デルを強くしたシンプルな教え
Critical 5 「現実から逃避しない」ためには「徹底的に明確に分ける」
「事実と理論」を分けて考えるのがサイエンス
「事実と概念」を分けることで広がる発想
Critical 6 「なぜを5回繰り返す」ことで真の原因を突き止めろ!
トヨタが問題解決能力に優れているワケ
根本原因を突き止めようとする執念
クリティカルが真因に迫れる秘訣
Part 4 クリティカルに何をどう疑うのか?
Critical 1 しっかりと問題と向き合うことがクリティカルの基本中の基本
決して問題に蓋をしてはいけない
あいまいさを徹底的に排除する
Critical 2 世の中で有効だと考えられている「常識・前提」を疑う
前提を疑うことでブレークスルーが生まれる
時代や場所が変われば前提が変わる
フレームワークの限界を見極める
フレームワークはただの考えるきっかけ
Critical 3 抜本的な解決を図るために「構造」と「思考の深さ」を疑う
情報の流れは構造を探る大きなヒント
現象の背後にあるものを読みとる
本質が顔を出すところをとらえろ!
Critical 4 真の原因にたどりつくために「因果関係」を疑う
提示されているロジックは正しい道筋で立てられているか?
「~のはず」と「~である」は同じではない
「疑似相関」を見抜くために可能性を列挙する
Critical 5 あらゆる結論の可能性を探るために「思考の幅」を疑う
「枠」の大きさによって問題と答えは変わる
1つの視点から考えても有効な答えは導きだせない
目的を達成する手段は1つだけか?
Critical 6 的確な答えを導き出すために「問題設定自体」を疑う
あいまいな質問ではあいまいな答えになる
Critical 7 独りよがりな考えにはまらないために「現実から遊離していないか」を疑う
世の中の嗜好を知るためのファイン・チューニングのすすめ
思考の独り歩きを止めるには徹底的に具体例を考える
Critical 8 新たな状況に対応できるように「先入観」を疑う
「仮説思考」を上手に活かすには?
「PDCA」の高速回転で先入観を打ち破る
Critical 9 いつも考えるクセを身に付けるために「考えていると思っている自分」を疑う
「考えろ!」と頭の中で声を出して自分に言い聞かせる
ものごとを説明できないのは考え抜いていない証拠だ!
Critical 10 遠回りの思考プロセスで見えてくること
相手との共通認識があるかどうかを疑う
ロジカルな「形式知」とクリティカルな「暗黙知」
「間」に意味を見出すのがクリティカル・シンキング
Part 5 クリティカル・シンキング訓練法
Critical 1 角度を意識して思考を深める「三角測量法」
袋小路にはまっている自分から離れた視点で自分を見る(幽体離脱法)
身近な人の視点を意識して考えてみる(ロールモデル法)
相手の立場の視点から考える(憑依法)
Critical 2 様々なメリットが得られる思考の「見える化」
思考を紙に落とすことで得られるメリット
Critical 3 右脳を活性化し全体像をあらわにする「ホワイトボード活用法」
書いたり消したりできるホワイトボードの特徴
「□」「○」「→」で右脳を最大限に活用する
Critical 4 頭の中を整理する「ポスト・イット活用法」
問題のとっかかりがわからない時のKJ法
問題の真因を把握する「フィッシュ・ボーン分析」
Critical 5 アイデアがあふれ出てくる「勝手に○○トレーニング」と「正しい筋トレ」
「勝手にテコ入れトレーニング」でアイデア体質に
会話の前提をひっくり返す「勝手にボケ役トレーニング」
常に現実を想定する「正しい筋トレ」論
Critical 6 ゼロベースの思考を可能にする「シナリオ・プランニング」
複数の未来を描くことで「ダイナミック」にものごとをとらえる
環境変化に遅れないために「メンタル・モデル」を打破する
Critical 7 思考の範囲を広げる「いつでも連想ゲーム」
因果の糸をつむぎ環境問題を見抜いた先見性
常識にとらわれない天才エジソンのイマジネーション
Critical 8 ラテラル・シンキング手法の活用① 視点を変える
「蟻の目」で視点を近付け詳しく見る
「鳥の目」で高い視点から広く見る
「魚の目」で流動する変化を見る
Critical 9 ラテラル・シンキング手法の活用② 着眼点を変える
逆転の発想で創造的、革新的であることを重視してみる
6つの着眼点であらゆる問題に対応する
成功事例を生み出した着眼点
Critical 10 深くインサイトするために「他人との議論から学ぶ」
ブレーン・ストーミングのコツ
新たな着眼点を得る「部屋めぐり法」
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