努力してた、みんな。
「この人、持ってるなぁ」と思える人が身近に数人いた。その人たちに共通するのは、信じられないくらい努力していたこととそれを表に出さなかった―泣きごとや弱音を口に出さなかったこと。
その人たちが人格的に素晴らしかったかと言われると、決してそうだったとは言えない。吐き気がするくらい嫌な面もあった。にんげんだもの。そのうえで、人としての魅力があったような気がする。
「(自分は)持ってる」と口にするのは、ファンサービス的な冗談。その表現は時代が変わればまた別のものに変わっていくのだろう。「持ってる」はすでに古くなりつつ、、だけど、次は誰がこの言葉を口にするのか、という楽しみかたもありか。「この人は”持って”いるのか?」視点で人を見るのも楽しそうだな。
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小笹 芳央
幻冬舎
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それは起こり得たかもしれない、という視点
この本を読んで、印象に残ったフレーズをひとつ。
「持ってる人」は、「起こった”かも”しれないけど、起こらなかったこと」に対して想像力が及びます。「起こらなかったこと」への視点は、忘れがち。ミスや事故を避けるためにも、起こらなかったことを想像して「危なかった、ラッキーだった」と日々の幸運に感謝するようにしたいものだ、と。
では、もくじの紹介。
「持ってる人」が持っている共通点/目次
はじめに 「持ってる人」が日本を変える
第1章 「持ってる人」が世間を賑わせている
4人の歴代「持ってる人」
「持っているものは仲間です」
あの人気者が、元祖「持ってる人」!?
大勢の記憶に残る「大逆転」
あなたの身近にもいる!?
ピンチをチャンスにつなげる
補欠でも、常にスタンバイする意識でいる
志を高く持ち、あきらめない
「縁」を作り出すのは事前準備
チャンスを逃さない
「紹介する力」「紹介される力」
夢や目標を語る人に、幸せが集まる仕組み
「ありがとう」を心を込めて言える人
玉の輿婚を作り出したのは、彼女が生んだ「縁」である
完璧な姿の裏にある密かな努力
「単なるラッキー」と「持ってる」は、どこが違う?
第二章 「持ってない」人になってしまうカラクリ
「モンスター”持ってない人”」に進化してしまった人たち
「”引き”が悪い」はただの言い訳
同じ能力があるはずなのに、差がつく
自分は何もしないのに、他人の成功を妬む
モノに当たる
困難な状況を予測しようとしない
イライラを行動で表現してしまう
自分で言ったことに責任を持てない
筋が違う主張を押しつける
過去を断ち切れない
”もったいない”が災いする
努力しないで文句ばっかり言っている
自分を変える気がない
上手くいかない原因を相手に求める
言ってることとやってることが食い違う
怒鳴っても仕方ないことがわからない
大穴狙いに走ってしまう
失敗から学ぼうとしない
自己中心的で他者のことが考えられない
世の中の流れに流されやすい
「持ってない人」はこんなタイプに分類される
1 私は悪くない!<批判型>
2 感情に左右される<激情型>
3 あきらめきれない<過去執着型>
4 自分を中心に世界が回る<天動説型>
5 変化を拒む<恐竜型>
第三章 「持ってる人」はものごとを分けて考えている
「持ってない人」から「持ってる人」になれるのか?
「持ってる人」ほど、他人にとらわれない
「他人にとらわれる」と、成功が遠のく
「持ってる人」ほど、感情にとらわれない
怒りや不安など、「感情にとらわれる」と大事なチャンスを失う
「持ってる」人ほど、過去にとらわれない
「過去にとらわれる」と正しく前に進めない
過去にとらわれると、就職活動も上手くいかない
自分の意思で変えられないのが他人・感情・過去。3つの「とらわれない」
自分で変えることのできないものは、「意識の外に出す」=「考えない」
第四章 他人・感情・過去は変えられないのか?
「変えられないものにとらわれない」から、「変えられるものに働きかける」へ
「持ってる人」の「他人」への働きかけ
変えたい他人がいるのなら、自分の考え方と行動を変える
「持ってる人」の「感情」のコントロール
負の「感情」は、身体と言葉を使ってプラスに変える
ピンチをチャンスに変える言葉「ちょうどよかった」
「持ってる人」は「過去」を”編集”できる
過去の挫折が私を強くした
未来に向かうとき、過去のどの部分を取捨選択するか
未来を描けば、過去の「事実」は変えられなくても、「意味」は変えられる
第五章 「持ってる人」の世界観
「持ってる人」は、不確実な世界に生きる勝負師
「勝ち負けに意味はない」は敗者の言葉
「持ってる人」が起こす奇跡は、単なる強運から生まれたのか
この世は関係世界で成り立っている
おかげさまで
関係の網の目を実感できるのが、結婚披露宴
「持ってる人」の仕事術 ― 運を味方につけるには
「持ってる人」の仕事術 ― 関係性の種まきをする
震災でわかった、関係の網の目の大切さ
第六章 「持ってる人」の正体
関係の網の目を上手に生き、「持ってる人」になる
関係世界というゲームボード
「信頼残高」は、自由を保障する財産
「持ってる人」の信頼残高は大きい
信頼残高は「約束」と「実行」によって増える
「持ってる人」は、自立している
「持ってる人」は「持ってるもの」を大切にする
「謙虚さ」が芽生えるメカニズム
ビジネスの世界にも当てはまる「持ってる人」の行動原理
「持ってる」のは「世界」だった!
「持ってる人」になるために
おわりに
参考文献
小笹 芳央
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