【もくじ紹介】 榎本博明 『ビジネス教養としての心理学入門』

「ビジネス教養」という言葉自体はあまり好きじゃない。お勉強、って感じがする。もしかしたら、Webでこの本を知っても読まなかったかもしれない。本屋さんで平積みになっていたのをたまたま手に取った。どちらかというと心理学を知ることについてのほうが興味があった。

で、読んだ。読んで良かった。

人はみんな悩む。だから、「悩みを解決する手段」は誰もが興味を持つ。解決の第一歩は問題を特定すること。わかっていても、自分がいま何に悩んでいるのかに気付かなかったりもする。悩みと向き合って言葉にするのが面倒だったりもする。

この本は、自分が持っていた悩みをさらりと言葉にしてくれつつ解決策を示してくれた。嬉しくなって、この本から得た考え方を同僚や友達に話すと喜ばれた。話したのは例えばこんな一節:

「できごとの世界」はコントロールできないが、「意味の世界」は十分にコントロールできる。
「とらわれてはいけない3つのこと(過去、他人、感情)」とか「刺激と反応」の話と似ていて、つまりは「自分がコントロールできないことに悩まず、それらに対する自分をコントロールする」という考え方。

誰もが悩むからこそ、それに対するシンプルな解決法を(とりあえずでも)知っておくことは、人と話すときのネタにもなるなぁと思った次第。

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以下、目次の紹介です。




ビジネス教養としての心理学入門 
榎本博明
単行本(ソフトカバー): 212ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/4/16)
発売日: 2011/4/16

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『ビジネス教養としての心理学入門』目次



<はじめに> 人間心理のメカニズムを仕事に活かす


心理学がビジネスに役立つ7つの理由


セクション1 人はなぜ”やる気”になるのか ― 動機づけ論で”やる気”を読み解く ―

苦痛な仕事も面白くしてくれる内発的動機

ポジティブな原因帰属でやる気アップ

短期目標と長期目標でやる気倍増

結果へのこだわりを捨て、プロセスに集中する

セクション1の3つの要点


セクション2 ポジティブな人、ネガティブな人 ― 認知論で”ポジティブな世界”の成り立ちを探る ―

落ち込みやすい人と前向きな人の決定的な違い

ポジティブ思考のコツ ― どうしたら前向きになれるのか

イラショナル・ビリーフの書き換え

「前向きに悩む力」を身につける

セクション2の3つの要点


セクション3 強みを活かすとはどういうことか ― アイデンティティ論で自分の強みを発見する ―

自己のアイデンティティ ― 「自分とは何か?」をつかむ

自分がよくわからない ― アイデンティティ拡散からの脱出

強みを活かす ― 自分の強み発見の方法

健全な自己評価システムの確立 ― 主体的に仕事をするコツ

セクション3の3つの要点


セクション4 自分のキャリアをいかにして築いていくか ― キャリア形成論の視点から自己の適性を発見し伸ばす!

キャリア・アンカー ― ビジネス・ライフの拠り所

ワーク・バリュー ― 仕事に求めるもの

職業興味 ― 仕事が長続きするコツ

キャリア形成に必要な力 ― どんな能力を磨いていくべきか

セクション4の3つの要点


セクション5 効果的なコミュニケーションが自分を取り巻く世界を変える ― コミュニケーション論の視点から人間関係を見直す ―

人の気持ちを引き出すコミュニケーション

説得的コミュニケーション ― 人を説得するにはコツがある

ビジネスの成否を左右する印象マネジメント

コミュニケーションを左右する自分の性格を知っておく

セクション5の3つの要素


セクション6 人は何に向かって駆り立てられるか ― 自己実現論の視点から人間の欲求について考える ―

人を動かす基本的な欲求 ― 「欲求の階層説」

現代人を動かす自己実現の欲求

欠乏欲求から成長欲求へ

最近の若い世代にみられる「やりたいこと志向」の功罪

セクション6の3つの要点


セクション7 誰でも日々の生活に意味を感じていたい ― 生きる意味論の視点から人生について考える ―

日々の生活を物足りなく感じる理由

人間は意味を求める存在である

あっという間に過ぎる時間、振り返ると長く感じる時間

時間的展望をひらく

セクション7の3つの要点


ビジネス教養としての心理学入門
榎本博明
単行本(ソフトカバー): 212ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/4/16)
発売日: 2011/4/16

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