【もくじ紹介】 ジャック・トラウト 『リ・ポジショニング戦略』

事例を学んで、そこにあるコアをつかんで、自分の現場に活かす。言葉にしてみると簡単。実践は難しい?実践を難しく感じるのは、誰も「正解!」とは言ってくれないからかもしれない。現在進行形のビジネスで、正解と断定することは難しい。人知れず、粛々と、正しいと思えることをやる。孤独?思いついたことを楽しく話し合える仲間というのは本当に大切だ。孤独を感じずに済む。自分が正しいことをやっているかのような気にさせてくれる。

タイトルになっている”リ・ポジショニング” について序章から引用。
今や”ポジショニング”は、ビジネスの世界の押しも押される重要なコンセプトである。だがその双子の型割れともいうべきもうひとつのコンセプトは、ひそかにその本の中で紹介されながら、ほとんど注目を浴びずじまいだった。その名前は”リ・ポジショニング”という。本書ではこちらのほうに市場のスポットライトを当てようと思う。理由は三つ。”競争”と”変化”と”危機”だ。
僕らは、絶え間なく前に進む時間のなかにいる。スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』の締めを訳もなく思い出してみたり。

以下、目次の紹介です。



リ・ポジショニング戦略
ジャック・トラウト
単行本(ソフトカバー): 232ページ
出版社: 翔泳社 (2010/7/2)
発売日: 2010/7/2
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ジャック・トラウト 『リ・ポジショニング戦略』 目次


日本語版への序文

序章


第1部 競争

第1章 基礎

脳はお手上げ状態

脳は混乱を嫌う

脳はピンぼけする

第2章 ライバルの増加

ライバルの劇的増加

拡大するライバル増加現象

注意を怠ってはいけない

第3章 ライバル蹴落とし術としてのリ・ポジショニング

攻撃するときには気をつけよ

弱点を見つける

攻撃は、誰もが共感できるものでなければならない

デイヴィッド・オグルヴィー、値引きを語る

攻撃を成功させる秘訣は、自社の良いところを売り込むことだ

競合他社を本来の位置にリ・ポジショニングする

中国は学んでいる


第2部 変化

第4章 変化は起こる。進化は確実だ

肝心なのは進化だ

企業を維持する技術

進化のしかた

進化に成功する者、失敗する者

「井の中の蛙」思考がもたらす問題

第5章 大きくなればなるほど、変化するのが難しくなる

ビッグネス・コンプレックス

会社のためか自分のためか

ものごとはなぜ悪い方向に向かうのか

堕ちた大企業

CEO、目覚める

第6章 進化してはいけないとき

成長がもたらす罠

実は危ないストックオプション

脳ばピンぼけする

”みんなで渡れば怖くない”式思考にひそむ罠


第3部 危機

第7章 危機がゲームを変える

長期計画の終焉

各エネルギー危機

GM危機

指針をいくつか

第8章 価値こそすべて

PC帝国の逆襲

チャールズ・シュワブのアプローチ法

価格攻撃をかわす

サービスにこだわる

ブランド力の時代は去り、価値の時代がやってきた

価格プロモーションに関してひとこと


第4部 リ・ポジショニングの技

第9章 リ・ポジショニングには時間がかかる

人の心は変えづらい

消費者の態度を変える

始めるに早すぎることはない

サイバー・アイランド建設思考

リ・ポジショニングには広報活動が必要だ

第10章 肉食系リーダーのリ・ポジショニング術

方向性は正しいか?

問題は大きさにあり

問題は事実にあり

問題は時間不足にあり

内部を変革する

会社の顔になる

よし、行こう

第11章 リ・ポジショニングはCEOで始まり、CEOで終わる

金の成る古木

昔下したまちがった決断

「責任者はわたしだ」

慎重な人たちへのアドバイス

CEOを教育する

たとえ話を用いる

実行に移すのはゆっくりと

変化のための組織づくり

第12章 リ・ポジショニングが必要なことはわかりきっている

理事会登場

これはどういうことだ?

現実を直視する

コンサルタントは複雑さを売る

あたりまえのものを求めて

終章