サバイバル・シンキング(生存思考)とは:
目標達成のために、取り得るアクションを洗い出し、メリットとデメリットを評価する活動のことこれに、押さえるべき5つのポイント(コミュニケーション、状況認識、網羅性、顧客意識、評価軸)を書き加えると:
・ (コミュニケーション:)「広く共有された」 目標達成のために
・ (状況認識:)「実現性があって」取り得るアクションを、
・ (網羅性:)「すべて」洗い出し、
・ (顧客意識:)「スポンサーの立場から見た」メリットとデメリットを
・ (評価軸:)「多角的に」評価する活動のこと
インテグレーティブ・シンキング(統合思考)とは、上記のサバイバル・シンキングの最終段階で:
1つのアクションを選ぶのではなくて、洗い出された複数のアクションを「腹の底」に定着させて、それらの相反するアクションのよさを失わないままに「融合」するような新たな解を生み出そうとする知的ステップ
とのこと。「この解は最善か、他の解と組み合わせられないか?」と問う姿勢、と言えるでしょうか。
「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」とは任天堂の宮本茂氏の言葉だそうですが、そのアイデアを生み出すために、ひとつひとつの問題を解決できる複数のアクションを組み合わて新しい解を生み出すという思考法がインテグレーション・シンキング。
以下、目次の紹介です。
酒井 穣
単行本(ソフトカバー): 222ページ
出版社: ビジネス社 (2010/9/28)
発売日: 2010/9/28
Amazonカスタマーレビュー
酒井 穣 『これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~』
はじめに
第1部 ロジカル・シンキング(垂直思考)
1 説得力を高めるためのロジカル・シンキング
ビジネスにおけるコミュニケーションの基本構造
クリティカル・シンキングと説得力
説得力のあるロジックを構成するABCDEF
2 問題解決力を高めるためのロジカル・シンキング
問題を発見する
問題を分割する
1人でできること・できないこと
3 上手に話をするためのロジカル・コミュニケーション
CREC法
サッカーとロジカル・コミュニケーション
■ コラム 英語力とロジカル・シンキング ■
第2部 ラテラル・シンキング(水平思考)
1 ラテラル・シンキングを支える3つの発想法
アブダクション
シネクティクス法(類推法)
TRIZ(トゥリーズ)
2 ラテラル・シンキングを刺激する3つのツール
マンダラート(Mandal-Art)
635法(ブレインライティング法)
SCAMPER法
3 ラテラル・シンキングの考察
脳科学から「ひらめき」を考える
テーマを持って生きることの重要性
組織に若者が必要な理由
「発想を高める方法」を扱うときの問題について
■ コラム アイディアを寝かせる ■
第3部 インテグレーティブ・シンキング(統合思考)
1 記号としての言葉、象徴としての言葉
3つの思考法を直感的にとらえる
2 考えるとは、どういうことか
脳の誕生によって、動物はどう変わったのか?
会社組織で考える脳の特徴
考えるということ
3 サバイバル・シンキング(生存思考)
4 インテグレーティブ・シンキングとは何か
5 インテグレーティブ・シンキングに関する考察
ロジカル・シンキングとラテラル・シンキングを超える
インテブレーティブ・シンキングと「学び」
企業経営とインテグレーティブ・シンキング
「決断」に隠されている不思議
言語を用いない思考について
■ コラム 曹操孟徳の話 ■
おわりに
主な参考文献
