【もくじ紹介】 小出 正三 『ガバガバ儲けるブランド経営』

「ブランド力とは儲け力」である、と。ブランドやブランディングという言葉の意味を確認するために読むと良い本だと思います。例えば、下の引用のような「なるほど!」と思える知識が盛りだくさん。

ブランドは「主観的な満足」を狙い目にしている

ブランドで競争する相手は、競合他社ではなく、「お客さまの満足水準」

触れない、見ることが難しいビジネスを「実感できる」ものに変えるのがブランドの役割

「場」のブランドづくりについて筆者は「濃いお客さまの声を聞く、お付き合いする」こととしています。そのための具体的な施策について興味ある方へは『グランズウェル』もおすすめ。

以下、目次の紹介です。



ガバガバ儲けるブランド経営小出 正三
単行本: 206ページ
出版社: サイビズ (2005/10/21)
言語 日本語
発売日: 2005/10/21
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小出 正三 『ガバガバ儲けるブランド経営』 目次


この本を開いたあなたへ


PART 1 「儲けの論理」をつかめ
ブランドが見せる21世紀の儲け


第1章 20世紀と21世紀の間に儲け断層がある

不思議と儲からないと嘆く前に

儲ける人は「儲けるイメージ」をシンプルにつかんでいる

コスト0円から儲けを生み出すには…

ブランド力とは儲け力である


第2章 高価格への挑戦

客単価アップにブランドで挑戦する

「古い経済感覚」の何が古いのか?

「価格を高くする」方法をイメージする

競争のどろ沼から逃れるために「ブランドの幅」を再設定する

製品で勝負するアシックス、顧客満足を追い続けるナイキ

製品にこだわりすぎた従来のビジネス

「個人的な満足感」が高くなる力を生み出す

本当に競争すべき相手は誰なのか?

儲けはマーケットを広げることでは生まれない、マーケットに枠をつくることで生まれる


第3章 高品質・高生産性への挑戦

コスト競争と品質管理へのブランド的なアプローチ

「仕事を型にはめる」とホワイトカラーの生産性がアップする

全世界統一フォーマットの力

英語ができないから国際化についていけない…というのはウソ!!

マニュアル人間を作らないマニュアル

「考えるマニュアル」が末端の生産性をアップする

サービス部門の生産性はブランドが決める

ブランドを「実体がないもの」と考えるから失敗する


第4章 ブランドの定義

ブランドとブランディング

この本での儲ける「ブランド」の定義

ブランドとブランディングはどう違うのか?

ブランドはあるが、ブランディングのできないソニー

ブランディングはできるが、ブランドが不足するトヨタ

この新しいブランドの時代には中小企業にチャンスあり



PART 2 「ブランド」を設定しよう
客単価アップの実践


第1章 「何」に名前を付けるのか?

ブランドにとって大事なのは「ビジネスの幅」か「ネーミング」か?

ネーミングは模倣されやすく、ブランドは模倣されにくい

「ビジネスの幅を決める」以上の問題はブランドにはない!

企業ブランドがブランドの勢いを殺してしまう


第2章 名付けの「単位」は?

「ビジネスの幅」に名前を付けよう

「ブランド=ビジネスの幅」の4つの発展方向


第3章 「ソリューション」に名前を付ける

「ソリューション」に名前を付けるブランド

ソリューションは一番基本で実行しやすい

スマイルカーブの法則

イタリアの食卓というソリューション

インターネットを逆手に取り、花売りを脱皮したインターネットの花屋

◎ソリューションをブランド化するためのワークシート


第4章 「メソッド」に名前を付ける

「メソッド」あるいは「誇り」に名前を付けるブランド

企業ブランドとは一体何が違うのか?

「メソッド」というブランド単位

「関さば」は地域ブランドではない、メソッド・ブランドである

「誇り」をブランド化する

大企業が企業ブランドにこだわる限り、中小企業は必ず穴を開けられる

◎メソッドと誇りをブランド化するためのキーワード


第5章 「お客さま」に名前を付ける

ルイ・ヴィトンやシャネルの出てこないブランドの本?!

「お客さま」もブランドの重要な構成要素である

欧州のファッション系ブランドの正体とは?

「伝統」という美名に騙されてはいけない

儲けは伝統が生むのではなく、お客さまが生むもの

なぜ、ユニクロはみずからを「部品」メーカーと呼ぶのか?

お客さまブランドのターニングポイント

すべての購入者が「お客さま」ではない

◎お客さまをブランド化するためのワークシート


第6章 「場」に名前を付ける

「場」に名前をつけるブランド

たまごくらぶ・ひよこくらぶは究極の仲良しクラブ

サッカー不毛の地で毎試合4万人のお客さまを集めるアルビレックス新潟

仲間づくりが商品であるクラブツーリズム

全く新しいブランドの可能性が開けてくる

◎場をブランド化するためのワークシート



PART 3 「ブランディング」を整備しよう
品質アップ・生産性アップの実践


第1章 「誰」にやらせるのか?

地の利、時の勢い、人の才

「満足」の品質管理システムだから、主役は「人」である

ブランディングに関わる三種の人材

「バカ者」「ヨソ者」「キレ者」


第2章 「バカ者」

「バカ者」…価値観は妥協からは生まれない

差別化とブランドは違う

「バカ者」でなければブランディングは始まらない

誰を指名すべきか?

「バカ者」は何をするべきなのか?

声に出して読みたい日本語


第3章 「キレ者」

「キレ者」…新しい品質管理への挑戦

既存の品質管理手法を発展させる

日本型TQCからブランド型TQCへ

「キレ者」に求められるタスク:そしてもっともっと


第4章 「ヨソ者」

「ヨソ者」…従業員を10倍賢くするリーダーシップ

「賢さ」とは、ヨソ者として自分を見ること

ヨソ者は社内にいる

そしてヨソ者のリーダーになれるのは「あなただけ」


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