マーケティングを展開するときに、この視点があるとないとではアウトプットの深みが変わってくるだろうな、と思う。面白い。
以下、目次の紹介です。
電通感性工学ユニット
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2011/7/15)
発売日: 2011/7/15
電通感性工学ユニット 『そそるマーケティング』 目次
はじめに
第1章 「そそる」のヒントは、脳内会話にあった
脳内会話って?
衝動買いには、「理由」があった
行動を決めているのは、脳の中のひとり言
感性工学からのヒント「ポイントは『発火』だ」
プロダクションズシステムから見た脳内会話
脳内会話の始まりは、発火にあった
脳内会話のタイプを決める二つの軸
「ストックの中の情報要素のつながり」と「ニュースの種類」
関心を持たれ、ストックが構造化されている「なるほど会話」と「ギャップ会話」
あまり関心がなく、ストックも構造化されていない「磁石会話」と「書き換え会話」
第2章 発火した脳内会話を見てみよう
脳内会話パターンその1 「なるほど会話」
ビタミンCの売り場キャンペーンは、これでうまくいった
ビタミンCで売り場を盛り上げたい
「なるほど会話」は、どういうときに使えるか
「なるほど会話」をめざすニュースネタについて
「なるほど会話」と、ランキングというニュース
脳内会話パターンその2 「ギャップ会話」
「冬の鰻」が、売上六倍になった理由
鰻は夏にしか売れない、という問題
「ギャップ会話」で”新しい意味”を生み出せた理由
「ギャップ会話」は、どういうとき使えるか
「ギャップ会話」を起こすニュースネタの注意点
脳内会話パターンその3 「磁石会話」
スマートグリッド? スマートシティ? スマートハウス?
スマートハウスの絵で起きる脳内会話
「磁石会話」は、どういう課題で有効か
「磁石会話」のカギとニュースネタのヒント
脳内会話パターンその4 「書き換え会話」
マイナー、地味、無名、誰も振り向いてくれない
地味な県
「書き換え会話」を起こすべき状況とは
「書き換え会話」のニュースネタのヒント
第3章 そそる脳内会話が成功を呼んだ
ジーユーで起きている、そそる脳内会話
「ギャップ会話」が、人気に火をつけた
売る人も、そそられた
徹底して「ストック中心」の設計をするドクターシーラボ
ドクターシーラボは「ストック」に目を向けた
コアターゲットの脳内会話をどう発火させたか
二十代、六十代、それぞれに脳内会話を発火させていく
関係の深さによって、アプローチを変える
ネットビジネスの基本施策も、じつは脳内会話から生まれている
第4章 そそるツボを見つける12の手口
脳内会話を発火させるニュースをどうつくるか
「そそるツボ」を組み込む
ヒトの中に潜む「そそるツボ」を探しにいく
その1 ヒトの行動をトレースして探してみる
その2 自分の五感で体験してみる
その3 未来への自分の想いを見直してみる
その4 トレンドの奥底にあるインサイトを見てみる
その5 コアなファンの行動から、探してみる
その6 属性のその先を深く、細かく掘り下げてみる
その7 個人的嗜好の世界から探し出す
伝え方に潜む「そそるツボ」に着目してみる
その8 カタチにしてみる
その9 ヒトの習性を利用する
その10 「不確実性」が、魅力になる
その11 環境からのメッセージを活用してみる
その12 つながりをつくっていく
第5章 そそる脳内会話は広告を飛び出る
「コミュニケーション」は、広告だけではない
広告の暗黙知は、化粧品売り場でも使われていた
ヒトをその気にさせるのも、脳内会話
カタチのない「よさ」を手渡していくときも脳内会話
第6章 「そそる」プロフェッショナル インタビュー
いま日本に求められる「緻密な感性のつくりこみ」
茂木健一郎 脳科学者
人の「ふるまい」を見つめた、これからの建築・社会
中村拓志 建築家
「わからない部分」こそがヒトを捉え、ヒトの感覚を刺激する
佐藤卓 グラフィックデザイナー
ココロの豊かさを求める時代に、どうやってヒトをそそるか?
小阪祐司 オラクルひと・しくみ研究所代表
巻末対談 日本感性工学会会長 椎塚久雄教授×電通感性工学ユニット
感性の時代と言われながら、感性を捉えきれなかった時代
デカルト的な発想に縛られた二〇世紀
広告表現はすでに俯瞰統合主義に向かっている
感性情報を処理するプロセス「脳内会話」の発見
「潜在意識」で行われる情報をどうやって「見える化」するか
ヒトのココロを動かす鍵はどこにある
感性と工学が出会い、新しい時代が始まる
感性情報が既存コンセプトを起動するシステムにたどり着く
限りなく厳密解に近い近似解を求め、あくなきチャレンジへ向かう
あとがき
参考文献
